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ヴァイオリン協奏曲の後にソリストが弾くアンコールのチョイスほどワンパターンなものも珍しいだろう。
人気ナンバーワンはバッハのニ短調パルティータのサラバンド。また始まった、芸がないなとあきれるものだが、実際コンチェルトの出来栄えに比べ、いかにも何も用意してなくて仕方なく・・・という結果に終わる例が多い。(正直を言うと、一生かかってもこんなふうにコンチェルト弾けないよなあと打ちのめされたあとで、かすかに希望の光が一筋見えたりする救いの瞬間でもあるのだけれど)なぜニ短調サラバンドかというと、やはり少しでも左手の負担がないものにしたいのでしょう。 サラバンド以外で、今まで皆なにを弾いていたっけ、バッハの様々な緩徐楽章(たとえばソナタ、パルティータの最初の楽章だけ弾かれると、宙ぶらりんで淋しい感触が残る)、続いてお決まりのイザイ、稀にパガニーニのカプリスや変奏曲、クライスラー、ヒンデミット、ハルトマンなんかにも遭遇したことがあるが、往々にしてバッハで無難に収めるのが常だ。 ちなみにベストアンコール賞を差し上げたいのは、オーケストラに即席で伴奏させてのパガニーニの「ヴェニスの謝肉祭」、これをやるのはヴァディム・レーピンだ。二つの和音を交互に延々とピチカートで伴奏するのだけれど、これが結構楽しい。肝心のコンチェルトの印象を喰ってしまうきらいはあるにせよ・・・。 ちなみにわたしは絶対に何も弾きません。どうしても蛇足な気がするし、後ろで待たされるオケマンの気持ちが痛いほどわかるので。小用に行きたいときのアンコールほど恨めしいものはないのだ。
by eiichichijiiwa
| 2010-01-17 07:51
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