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終楽章はそうとうバテたけれど、彼の指揮じゃなかったらもっと疲労困憊したことだろう。優しくわたしたちの手をとって、ごく自然に音楽の世界にいざなっていくブロムシュテット。たぶん普段とはまったく違った音がしていたと思う。
コンサート前半はムストネンが来てストラヴィンスキーの管楽器とピアノのための協奏曲。ムストネンはデビュウ当時からずっと贔屓にしてきた(あのイスラメイ!展覧会の絵!バッハ!ショスタコーヴィチ!!)ピアニストだが、実演に接するのは初めて。うわさにきく高いポジションから落下させる独特のタッチは強烈だった。ものすごいスピードで打ち下ろしている割には音が硬くないし、よく響く。抜群のリズム感でオーケストラとの一体感も又格別だった。アンコールのバルトークの小品がこれまた美しかったこと。ますますファンになったわたしであった。しかし、当オーケストラの管楽器のレヴェルはやはりすごいものがあるなあ。初期教育が行き届いているからここまで行けるのだろう。 たまに客席で聞くと思い掛けない発見がある。なぜか若者の集団がわんさかいるのだ。若者啓蒙割引ということで無料同然のチケットがたくさん出回っているのだろう。私語も平気でするし、モゴモゴするので目障り極まりないけれど、ブルックナーが終わった時に彼らの方を見ると、大喜びで立ち上がって叫んでいる子までいる。ストラヴィンスキーの協奏曲にブルックナーの5番、はっきり言ってツボにはまれないヒトにはきついプログラムだけれど、また彼らが来てくれるといいな。
by eiichichijiiwa
| 2010-03-25 08:39
| オーケストラ
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